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市民の声を市議会に 名古屋市議選 藤井・高木氏が決意

 日本共産党愛知県委員会は24日、名古屋市役所で会見を開き、名古屋市議選(3月31日告示、4月9日投票)で中村区(定数4)から新人の藤井しげる氏(74)、熱田区(定数2)から高木よしこ氏(72)の擁立を発表しました。田口かずと市議団長、石山淳一書記長が同席しました。これで市内16区の候補者が出そろいました。

 藤井氏は40年以上、名古屋市交通局に勤務し、市営バスの運転手を務めてきました。藤井氏は「高齢者が元気に出歩き、希望をもって生きられる社会へ、行政ができることをやらなければいけない」と強調。学校給食無償化や核兵器禁止条約の批准を国に求めることなど公約を紹介しました。

 高木氏は、保育士や公害訴訟団の事務所所員など経験。市議会の傍聴を長年続けてきた高木氏は「共産党がいない委員会は、なれあいになりチェック機能を果たさなくなる。市民の声を一つでも多く、議会に届けるため党議席を勝ち取りたい」と語りました。

 石山氏は「前回当選の5議席を必ず確保し、議案提案権を獲得できる6議席以上をめざし、候補者を先頭に全市で奮闘していく」と話しました。

(2月28日 しんぶん赤旗)