ニュース

命・暮らし守る議席奪還必ず 愛知県議選わしの氏駆ける

訴える(右から)わしの、井上、加藤の各氏=14日、名古屋市西区

3月31日告示(4月9日投票)される愛知県議選・名古屋市西区(定数2)で議席奪還をめざす、日本共産党の、わしの恵子前県議(74)は、連日「県民の命と暮らしを守るため、必ず議席を取り戻す」と区内を駆け巡っています。

井上氏が応援

14日には井上哲士参院議員とともに庄内通の大型ショッピングセンター前で宣伝。市議選西区(定数4)で党議席回復をめざす新人の加藤ゆうき予定候補(44)も訴えました。後援会員が、わしの、加藤両氏の政策リーフを配布しました。

わしの氏は、県議時代に県民の声をもとに現地調査し、ボロボロだった県営住宅改修、県立高校のトイレ洋式化、特別支援学校のエアコン設置などが実現したことを紹介。「党県議がいないオール与党県政では教員や看護師・介護士不足が深刻なのに市町村まかせ。知事や県議が関係した統一協会問題は議会で追及がない。請願件数は激減し県民の声が届かなくなっている」と述べ、「全国2位の財政力を活(い)かし、給食費無料、県補助の復活で国保料大幅引き下げ、コロナ融資の返済猶予や軽減・免除など、くらし・教育優先、平和の愛知にしたい」と訴えました。

 井上氏は、岸田政権の無策の物価高騰対策、大軍拡・大増税を批判。内部留保を活用しての賃金引き上げや消費税5%減税、対話と交渉による平和外交などの共産党の提案を紹介し、「わしのさん、加藤さんの勝利で岸田政権にノーの審判を下そう」と呼びかけました。

 加藤氏は「物価高騰で高齢者や子育ての人たちから悲鳴があがっている。市民が安心して暮らせる市政めざし全力をあげる」と決意を述べました。

 立ち止まり聞いていた女性(67)は「年が変わっても食品の値上がりが続いている。国や県は何も手を打たない。年金暮らしの身にはつらい。ぜひ県会に行って知事に私ら庶民の声を言ってほしい」と話しました。

(1月17日 しんぶん赤旗)