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党東三地区委員会宣伝 署名に次々、激励も

「国葬」中止を訴える(左から)斎藤、しもおく、中西、鈴木の各氏

 愛知県の日本共産党東三地区委員会は豊橋駅前で10日、安倍元首相の「国葬」中止、統一協会の徹底追及を求める宣伝をおこないました。しもおく奈歩前県議、斎藤啓、中西光江、鈴木みさ子の各市議が訴えました。地元の党支部の人たち20人が参加。「国葬」や統一協会問題を特集したビラを配布し、著名17氏が呼びかけた「国葬」中止署名の協力を呼びかけました。

 しもおく氏らは「『国葬』は安倍氏だけを特別扱いし、弔意を強制する点で憲法14条の『法の下の平等』と憲法19条の『思想及び良心の自由』を侵害するもの」と厳しく批判。「統一協会は霊感商法などを行ってきたカルト集団。岸田政権の閣僚らとの関係が次々と明らかになっている。自民党の『点検』でも国会議員の半数近くが関係していた。自民と統一協会の組織的関係は明らか。安倍元首相との関係を含め徹底解明が必要」と強調しました。

 署名に応じた青年は「強制するのはよくないですね」。「がんばれよ」と激励した男性(64)は「元首相は森友・加計学園、桜を見る会など疑惑まみれの人。統一協会とも深く関係した人。『国葬』などとんでもない」と話しました。

 受け取ったビラを熱心に読んでいた男性は「自民党議員と統一協会の関係調査は、国会議員の自主報告で虚偽報告もありえるので調査に値しない。マスコミに関係が報じられている細田博之衆院議長は党籍離脱中で調査していない。国会など権限のある機関で調査すべきだ」と語りました。

(9月13日 しんぶん赤旗)