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新型コロナ感染症の急拡大から県民の命を守るための緊急申し入れ

愛知県知事 大村秀章様

2022年7月28日 日本共産党愛知県委員会 委員長 岩中正巳

 新型コロナウイルスの新規感染者が過去最高を更新し、保健所業務の逼迫が報じられています。BA.5はこれまでのオミクロン株に比べて感染力が高く、免疫逃避性があるとされています。重症化しやすいかどうかは明確なエビデンスはないとされていますが、緊張感を持った対応が必要です。とりわけ高齢者や高リスク者への感染が遅れてやってきた第6波の教訓を踏まえれば、今後医療・介護体制の逼迫という事態も想定されます。

 肝心なことは、検査体制を充実・強化して早期発見と保護を行うことで、新規陽性者数の増加事態をできる限り抑制し、コロナ患者もコロナ以外の患者も必要な医療が受けられる体制を確実に確保することです。発熱をしても検査を迅速に受けられないという声も上がっており、対策の強化が急務です。よって愛知県に対して、下記の通り緊急に申し入れるものです。

 

                     記

① 無料PCR検査の実施場所を県の責任で広げ、県内のどの地域でも、いつでも予約無しに身近な場所で受けられるようにするとともに、コロナの収束まで継続すること。また、県内に通勤、通学する人なども受けられるようにすること。検査の重要性を積極的に広報し、受検を促すこと

 

② PCR検査を行う医療機関に対して支払われる診療報酬を県が補填し、医療機関での検査の促進を図ること

 

③ 入院が必要な方を受け入れるため、病院職員の体制確保への支援を強力に行うとともに、減額された愛知県医療従事者応援金の基準をもとに戻すこと

 

④ 重症化リスクの高い方との接触が避けられない医療従事者や介護従事者にPCR検査を早急に頻回に切り替え、重症化リスクの高い方への感染拡大を抑止すること

 

⑤ 施設入所しておらず、日常的な介護を必要とする高齢者の陽性者を受け入れる介護つき受け入れ施設を県として開設すること。もしくは手を挙げた政令市や中核市に施設開設の権限を与えること

 

⑥ 保健所の箇所数を増やすことも含め、保健所機能の抜本的強化に取り組むこと。正規・常勤の人員増と合わせ、保健師の積極的派遣やIHEATの拡充による広域的な人材派遣など緊急支援を強化すること

 

⑦ 配食サービスが必要な人に行き届くよう、規模を緊急に拡大すること

 

⑧ かつてない規模で新規感染者が急増している。今後重傷者が急増するリスクも想定し、ありとあらゆる手立てがとれるように専門家の意見を聞き、対策を講じること