ニュース

党躍進へ支持拡大「弁当も値上げ困る」愛知・春日井 党支部が連日対話

電話で支持を訴える人たち=25日、愛知県春日井市

 愛知県春日井市の日本共産党支部の人たちは連日、党尾張中部地区委員会事務所に設置した臨時電話を使って「比例は共産党」と支持を訴えています。

 公示後最初の土曜日の25日、坂下支部、不二・出川支部の人たちが「期日前投票が始まった。一刻も早く支持を訴えねばならない」と早朝から集まり支持拡大に汗を流しています。

 総選挙の支持者名簿を使って訴えている党員は「自民や公明、維新など多くの党が軍備増強に賛成しているので『予算は限られているのに増額分はどこから出すのだろう。消費税増や社会保障費が減らされたら困る』と心配する人が多い。支持を約束した人には『共産党を伸ばすため家族や知人に2票、3票と広げてください』と必ず依頼する」と話しています。

 坂下支部の党員は「友人・知人は全て訴えた。今はNTTの電話名簿を使ってやっている。物価高に関心が高い。『今月から昼食のコンビニ弁当が470円から520円に1割も値上げ。給料が上がらないので困る』など物価高騰に関心が高い。党の五つの提案を説明すると、『いいですね。ぜひ実現してください。応援します』と返事が返ってくる」と語ります。

 毎日、事務所に来て電話している党員は「私と同じ高齢者は年金減額と物価高騰でダブルパンチだと怒っている。自公政権への不満の声もたくさん聞く。党の政策を話して、怒りや不満の声を共産党支持に結び付けたい」と語りました。

(6月26日 しんぶん赤旗)