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48人の生涯たたえる 無名戦士合葬追悼会

「いしずえの碑」に献花する遺族=15日、愛知県日進市

 第31回愛知解放運動無名戦士合葬追悼会が15日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。

 今年新たに48人が合葬され、遺族や関係者が献花。「いしずえの碑」に合葬者の全氏名(1804人分)を刻んだ銅板が納められました。

 渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長(弁護士)が、「社会進歩と革新、平和と民主主義をめざす運動に献身された、みなさんの運動に学び新たな前進につとめる」とあいさつしました。

 日本共産党の岩中正巳県委員長は「世界と日本の情勢は激動を迎えている。戦争か平和が問われる選挙。参院選勝利へ全力をつくす」と述べました。本村伸子衆院議員の追悼文が紹介されました。

 遺族を代表して故熊谷武さんの子・政人さん、故児塚錫夫さんの妻・和子さんがあいさつしました。

 追悼会に先立ち、遺族でつくる「愛知いしずえ会」(武田節会長)が総会を開きました。

(5月20日 しんぶん赤旗)