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名古屋 志位委員長演説会 若者 共産党に期待

志位委員長の訴えに拍手する人たち=14日、名古屋市東区

■ 〝9条に基づく外交〟にモヤモヤすっきり

 「政策が具体的で期待している」「学生支援をぜひ」―。日本共産党の志位和夫委員長を迎えて開かれた党街頭演説会(14日)には、多くの青年・学生が聞き入っていました。共産党への期待の声を紹介します。

 ○…演説をスマホで撮影していた女性(25)は「ロシアのウクライナ侵略についてマスコミは戦況や被害の状況ばかり報道。日本共産党以外の他党もロシア批判はするが戦争を終わらせる方針を示していない。志位委員長の『国連憲章を守れ』の一点で世界が団結すること。9条に基づく外交努力の話に、もやもや感がすっきりした」。

 ○…初めて志位委員長の演説を生で見た浪人生(18)は「ネット配信では感じられない情熱を感じた。ジェンダー平等政策に共感した。悪意のないジェンダー押し付けがたくさんあるので、政治で変えてほしい。共産党はレインボーのポスターも出していて心強い」。

■ 消費税減税、教育予算充実など実現ぜひ

 ○…学生の食料支援のスタッフをしている大学3年生は「コロナ禍が長引くなか学生だけでなく多くの国民が苦しんでいる。自民党の対策は口先だけ不十分。消費税5%、賃金をあげる財源、賃上げ。社会保障と教育予算の充実など共産党の提案は具体的。ぜひ実現してほしい」。

 ○…大学1年生は「食料品などの値上がりで生活が大変。物価高騰の原因が政府の経済政策の失敗だとよくわかった。学費半減、入学金廃止が早く実現するように共産党が伸びてほしい」。

 ○…保育職場で調理師をしている女性(42)は「自分が納めた税金が大企業優先の政策ではなく、年金や社会保障として自分に返ってくるのが見えていれば納得できる。みんなで支え合える経済になればいい」と話し「やさしく強い経済」を掲げる党に期待を寄せました。

(5月17日 しんぶん赤旗)