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大幅賃上げ 命まもれ 戦争への道 二度と

訴えるエッセンシャルワーカーの人たち=1日、名古屋市中村区

■ ウクライナ侵略を許さない  愛知

 愛知県では、県中央メーデーが名古屋市中村区で、地域メーデーが6市で開かれ、参加者は全体で1500人を超えました。

 県中央メーデーには「ロシアのウクライナ侵略を許さない」「消費税引き下げ、大幅賃上げを」などと願いを込めたプラカードや横断幕を持った労働者ら800人が参加しました。

 西尾美沙子・愛労連議長は、ロシアのウクライナ侵略は国連憲章違反、国際人道法違反で断じて許せないと強調。岸田内閣の医療・社会保障改悪をすすめ、不十分なコロナ対策や物価高騰対策を批判し、「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」と呼びかけました。

 医療、介護や保育などで働く人たちが人手不足、低賃金など職場の実態を報告し、職員増員、大幅賃上げを訴えました。

 日本共産党の岩中正巳県委員長、本村伸子衆院議員、すやま初美県副委員長(参院愛知選挙区予定候補)らが参加。岩中氏は「政治転換に全力をあげる」と述べました。れいわ、社民党、新社会党、緑の党の代表もあいさつしました。

(5月2日 しんぶん赤旗)