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たけだ・すやま氏熱く 平和・暮らし 願い共産党に

声援に応える(左から)すやま、たけだの両氏=23日、愛知県瀬戸市

■ 愛知3市 演説会

 愛知県の瀬戸、長久手、尾張旭の3市で23日、日本共産党演説会が開かれ、たけだ良介参院議員(比例予定候補)、すやま初美・参院愛知選挙区予定候補がロシアのウクライナ侵略を糾弾し、平和と暮らしがかかった参院選の必勝を訴えました。各会場とも「そうだ。がんばろう」の声援が飛び交うなど熱気に包まれました。

 たけだ氏は、ウクライナ支援募金を日本赤十字に届け懇談したことを報告し、「ウクライナで食料支援をしている現地の赤十字もロシアの攻撃を受けた。学校や民間施設の攻撃は国際人道法違反で絶対に許されない」と批判。自民党や維新の「敵基地攻撃」や「核共有」論について「『力と力』では国民の命は守れない。憲法9条にもとづく平和外交こそ必要。日本が核兵器禁止条約に参加することだ」と述べると大きな拍手が起きました。

 たけだ氏は、自公政権の不十分なコロナや物価高騰の対策、年金支給額引き下げを批判し「みなさんの願いを共産党に託してください」と訴えました。

 すやま氏は、物価高の中、「世界の多くの国が消費税(付加価値税)を引き下げた。日本も5%へ減税すべきだ」と強調。医療や介護などケア労働者と懇談で「ケア労働者は他業種に比べ低賃金。コロナ禍で国は手当を講じたが不十分」の意見が出されたことを紹介し、「男女の賃金格差の是正、ジェンダー平等に取り組んでいく」と語りました。

 すやま氏は、自民党や日本維新の会の9条改憲の動きを批判し、「多数激戦の愛知選挙区(改選数4)で改憲勢力に過半数の議席を渡すわけにはいかない」と決意を述べました。

(4月26日 しんぶん赤旗)