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名古屋 民青が学生に食料支援

民青同盟員から食料を受け取る学生ら=7日、名古屋市千種区

 

 名古屋市の日本民主青年同盟東部地区委員会は7日、青年・学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」を千種(ちくさ)区で行いました。同区で11回目。学生ら21人が訪れました。

 区民などから寄せられた野菜や米、レトルト食品など机に並べ、「どなたでも遠慮せず持っていってください」と声をかけました。

 大学4年生は「卒論作成のためアルバイトを減らしたので生活が厳しい。自炊にしたので食料支援は助かる」。毎回、訪れている名古屋大学3年生は「運動部なので人より多く食べる」と述べ10㌔の米袋を2つ持って帰りました。

 名古屋大学工学部の学生は「アイルバイトしている飲食店では、コロナ前のように客は増えず店の経営は大変みたい。バイト代(時給)は2年間据え置き」。名古屋大学の中国人留学生は「外国人留学生はアルバイトで働ける時間制限があり長時間働けない。日本は物価が高くて生活が大変です。食料支援はありがたい」と語りました。

 学生だけでなく非正規で働く青年も訪れました。コロナの長期化や格差の広がりによる生活の厳しさが表れています。

(11月9日 しんぶん赤旗)