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市民と野党ずらり 愛知3区「政権交代みんなで」 もとむら氏訴え

市民らと一緒にアピールする、もとむら氏(台上)=17日、名古屋市昭和区

 総選挙公示直前の17日、名古屋市昭和区の交差点に市民と政党代表者ら80人がずらりと並び、「みんなで政治を変えよう」と呼びかけました。「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区」が主催し、参加者は横断幕やバナーを掲げ、車や通行人にアピールしました。

 世話人の西村秀一さんは、「市民連合と野党4党の政策合意、立憲民主党と日本共産党の政権協力合意で政権交代の旗印が立った。立憲野党躍進へ、投票に足を運んでほしい」と話しました。

 保育士の松木亮太さんは「国民を分断し、自己責任を押し付ける自公政権には怒りがわく。総選挙で政権交代し、子どもたちが住んでよかったと思える日本へ変えていこう」。石塚徹弁護士は「安倍菅、岸田内閣による9条改憲は弁護士として絶対に許せない。自公政権を退陣させよう」。ホームレス支援に取り組む森亮太医師は「野党の国会議員は現場に声を聞きに来てくれるが、自民党議員は見たことがない。私たちの声を聞き、政治に反映する人を選ぼう」と話しました。

 日本共産党のもとむら伸子前衆院議員、立憲民主党、れいわ新選組、新社会党、緑の党の代表があいさつ。もとむら氏は「市民と力を合わせ、何より命を最優先にする政治をつくっていこう」と話しました。

 参加した男性は「毎朝のジョギングで、会った人らと選挙の話をしている。自民党政治への怒りや野党への期待の声が多く、情勢が変わったと肌身で感じる。こんな元気になる選挙は初めてだ」と語りました。

(10月19日 しんぶん赤旗)