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政権交代で憲法生かす政治に もとむら予定候補各地で訴え

「比例は共産党」と訴えるもとむら予定候補(左から2人目)と後援会の人たち=10日、名古屋市東区

 日本共産党のもとむら伸子衆院議員(東海比例予定候補)は9、10両日、愛知県内のつどいや宣伝、決起集会を駆け巡り、「何としても党躍進を勝ち取り、新しい政治へ政権交代しよう」と訴え、どこでも熱気にあふれました。

 10日夕、名古屋市東区の大型店前で支部や後援会の人ら20人と、「比例は共産党」と呼びかけました。

 もとむら氏は、岸田首相の所信表明にふれ、「『核兵器のない世界の実現』と言ったが、核兵器禁止条約への参加には背を向けている」と批判。安保法制特別委員会での岸田外相(2015年)との論戦を紹介し、「他国軍機への給油等は武力行使の一体化であり、憲法違反と追及したが、岸田氏はごまかしの答弁に終始するなど平和憲法を踏みにじってきた」と指摘。「総選挙で改憲勢力3分の2を必ず阻止し、東海比例2議席奪還、3議席確保に力を貸してほしい。政権交代を実現し、個人の尊厳が大切にされ、平和憲法を守りいかす政治へ変えていこう」と話しました。

 訴えを聞いた森川恵子さんは「共産党の活躍で政権交代に期待大。野党は一致できる政策は一致して、私たちの暮らしをよくしてほしい」。別の女性は「野党共闘が揺らぐと自民党の思うつぼ。99年の歴史を持つ老舗(しにせ)の共産党がしっかり引っ張ってほしい」と語りました。

(10月12日 しんぶん赤旗)