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野党共闘 前進しよう 革新・愛知の会が世話人会

市民と野党の共闘で菅政権を代えようと話し合われた世話人会=24日、名古屋市熱田区

 革新・愛知の会(平和・民主・革新の日本をめざす愛知の会)は24日に名古屋市内で世話人会を開き、オンラインを含め地域・団体から50人の世話人が参加しました。

 日本共産党の井上哲士参院議員が「総選挙での政権交代へ、市民と野党の共闘のいっそうの前進を」と題して講演。井上氏は国政3選挙、都議選勝利の意義、野党共闘の到達と展望、共闘発展への日本共産党の基本的立場などについて述べ、「様々な困難を乗り越え、共闘を前進させる力は市民的世論と運動だ」と強調しました。

 村上俊雄事務室長は半年間の活動を総括し、コロナ禍で市民と野党が共同して取り組んだ宣伝や学習会などを紹介。「市民と野党の勝利で政治を代えるために、革新懇の役割は重要。地域・職場で革新懇を拡大・強化に取り組もう」と呼びかけました。

 討論では、名古屋市の緑平民懇が「総選挙に向け、市民と立憲野党と懇談会や共同街頭宣伝を続けてきた。解散・総選挙の前に集会と街頭宣伝を準備している」、中川革新懇は「立憲野党の候補者と懇談した。前回は急な選挙でできなかったが、今回は政策協定を結びたい」、金融革新懇は「昨年に再結成した。地方銀行の合併、店舗の統廃合は地域経済に大きな影響を与えている。市民に銀行の現状や役割を広範な市民に知らせていく」と発言しました。

 青年ネットAICHIの若者は「コロナ禍でも青年らしくオンラインを活用してスタッフ会議を定期開催している。環境活動家を講師にした『気候変動』もオンラインで実施した。参加が困難な遠距離の青年も参加できてよかった。今月にはジェンダーについて学習会を開く」と報告しました。

(7月27日 しんぶん赤旗)