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病床削減にストップ 半田市議補選 山本候補第一声 6日投票

山本候補

 愛知県半田市議補選(定数2、立候補4人)が30日告示(6日投票)され、日本共産党は山本かよこ候補(73)=元=が第一声をあげました。現有1議席から2議席に回復し、会派や議案提案権の復活をめざします。しまづ幸広前衆院議員(衆院東海比例予定候補)が応援に駆けつけ、支持を訴えました。

 山本候補は、コロナ禍で住民の暮らしと命が脅かされ、自己責任と自粛だけを求める政治を変えていこうと、安全・迅速なワクチン接種、大規模なPCR検査、18歳までの医療費完全無料、新半田病院の独立行政法人化反対・病床削減ストップ―など公約を訴え。国や県言いなりの現市政に対し、チェック機能を果たす共産党議席が必要だとして、「市民の福祉の向上、多様性を認め合い、住んでよかったと言える半田市にするためにがんばり抜きたい」と支持を呼びかけました。

 しまづ氏は、五輪開催に固執し、国民に犠牲を押し付ける菅政権を批判し、「国の悪政に対峙する半田市政が問われる。山本候補勝利で命と暮らしを守る大きなうねりを半田からつくりだそう」と強調。鈴木健一市議は「2議席で会派・議案提案権を持てば、市民の暮らしを守る大きな力になる。一緒に働かせてほしい」と支持をよびかけました。

(6月1日 しんぶん赤旗)