ニュース

命・くらし守る市政 名古屋市議補選 高橋候補訴え

「コロナから命、くらし守る市政に」と訴える(右から)高橋、長内の両氏=16日、名古屋市南区

■ 長内氏が応援

 23日投票の名古屋市議南区補選(定数1、立候補5人)で議席回復をめざす、日本共産党の高橋ゆうすけ候補(42)=元=は16日、長内史子衆院東海比例候補とともに雨の中、南区内を駆け巡り、「コロナから命、くらし守る市政を」と訴えました。

 「六の市」でにぎわう笠寺観音前では、後援会員十数人と宣伝。高橋候補は、コロナ感染拡大、病床ひっ迫、市の少ない検査数を指摘し、「三つのチェンジ」として▽無料のPCR検査などコロナ対策強化▽高すぎる健康保険料・介護保険料の引き下げ、給食費無料化など教育・福祉充実▽政治の不正・私物化を許さず、清潔な政治の実現―の公約を述べ支持を訴えました。

 長内氏は、菅政権の無為無策のコロナ対策を批判するとともに、大規模検査実施、五輪中止など共産党の提案を紹介し、「高橋候補の勝利で菅政権を追いつめよう」と呼びかけました。

 「がんばって」と激励した女性(72)は「2年前は残念だった。河村市長に正面から対決しているのは共産党議員だけ。他党が増えても市政は変わらない」。露店の店主は「コロナ終息が長引き、祭りや縁日の中止や延期で商売が大変。この『六の市』も客は一昨年に比べ半減。コロナ対策をしない菅首相は早く辞めてほしい」と話しました。

(5月19日 しんぶん赤旗)