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不正リコールに審判 名古屋市長選あす投票 よこい候補に共感

街頭で力強く訴える、よこい候補=23日、名古屋市守山区

 名古屋市長選が25日、投票日を迎えます。日本共産党が自主支援する元市議会議長で無所属新人の、よこい利明氏(59)=自民、立憲、国民、公明推薦=と、現職の河村たかし氏(72)の事実上の一騎打ちです。

 終盤戦に入り、知事リコール不正や新型コロナ感染対策が大きな争点となり、「リコール不正で壊された民主主義を取り戻す」、「コロナ対策優先の市政を取り戻す」と訴える、よこい候補に共感が広がっています。

 よこい候補は23日、守山区、名東区、千種区など市内を駆け巡り街頭演説に取り組みました。

 よこい候補は、「河村市政は国や県、近隣市町と対立、孤立しコロナ対策は遅れに遅れている」と指摘。「市長は自分の都合を押し付けるばかりで市民を見ていない。市長を変え、名古屋からコロナを収束させていこう。市民の命をないがしろにする市政から、市民の命を大事にする市政へ、全力でたたかう」と強調しました。コロナ無症状者のPCR検査充実、小学校給食費無償化、民間出身の女性副市長などの政策を訴えました。

 よこい候補は集まった聴衆とグータッチ。「応援している。がんばって」など激励の声を受けながら、選挙戦の最後まで支援を広げてもらえるよう呼びかけました。

(4月24日 しんぶん赤旗)