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性被害根絶 法整備を 名古屋でフラワーデモ

 名古屋市で国際女性デー前日の7日、中区の希望の広場でフラワーデモが行われました。約40人が思い思いの花と「不同意性行為等罪をつくってください!」「#WithYou」などのプラカードを手に、スピーチとスタンディング宣伝をしました。

 主催メンバーが、姉から性暴力を受けた女性・パンコさんのメッセージを代読。「幼い時は性暴力を防ぐ力と知識がなく、結局泣き寝入り。現在も性加害に罰する罪がないので、姉みたいな性加害者が私たちと同じ日常生活をしているということに恐怖と強い怒りを感じます。どうか性被害と加害者が出ないための対策法案の成立と性教育を強化していただきたい」と訴えました。

 岐阜県から参加した人は、性暴力に遭い警察に行ったものの嫌疑不十分になったと言います。「民事で訴えたら反訴され、PTSDにも苦しんでいる。お金もエネルギーも尽くして、苦しみながら訴えても『ウソだ』と言われ、報われない」と性被害者の厳しい実態を訴え。「なんとか裁判に勝って他の被害者も声を上げられるようにしたい」と語りました。

 日本共産党衆院東海比例予定候補の、もとむら伸子衆院議員と長内史子氏が参加しました。

(3月9日 しんぶん赤旗)