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バイト減り生活費減 大学生に食糧支援

食料を袋いっぱいに入れる学生=11日、名古屋市昭和区

■ 学費工面大変「無償化して」

 日本民主青年同盟愛知県委員会は11日、名古屋大学近くの名古屋市昭和区の学生青年センターで5回目の「ほこほこ愛知プロジェクト」(ほこプロ)を行いました。

 事前に会場周辺に約1000枚の案内ビラを配布。訪れる学生にアルコール消毒、マスク着用など感染防止対策を徹底しました。

 工学部3年生は「バイトが週3回から2回に減り生活費が少なくなった。家賃は減らせないので食費を削っているので、無料でもらえるのは嬉しい」と5㌔㌘入りの米袋を持って帰りました。毎回訪れている4年生は「3月に卒業、就職で引っ越しする。引っ越し費用がかかるので食料支援は助かる」と話しました。

 コロナに関する学生実態アンケートには、大学院1年生が「前期は学内で授業がなくオンライン授業だけ。学費の一部を返してほしい」。法学部4年生は「生活費は奨学金で賄ったが学費の工面が大変だった。学費免除や無償化をやってほしい」と答えました。

 アンケートに寄せられた声や要望は3月17日に国会に届ける予定です。

 次回は同センターで3月27日(土)午後2時から行います。

(2月13日 しんぶん赤旗)