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東海比例2議席以上必ず 名古屋キャラバン しまづ・長内氏訴え

「共産党を伸ばして政権交代を」と訴える(左から)長内、しまづ、柴田の各氏=18日、名古屋市昭和区

 日本共産党愛知県委員会は総選挙で、野党連合政権の実現へ、比例東海で2議席以上を必ず勝ち取ろうと名古屋市内の全16区を駆け巡るキャラバン宣伝を始めました。18日には昭和区で、しまづ幸広前衆院議員、長内史子党県青年学生部副部長の両比例予定候補が柴田民雄前市議や支部の人たちと訴えました。

 しまづ氏は菅首相の日本学術会議の任命拒否、福島原発事故の汚染水海洋放出、不十分な新型コロナ対策を厳しく批判し、「総選挙で菅政権を倒し、野党連合政権を実現しよう」と強調しました。

 長内氏は、コロナ禍で苦しむ若者の声を紹介し「収入が減り家賃も水道料金も払えない状態にしたのは政治の責任」と菅政権の自己責任おしつけを批判。「アメリカいいなり財界中心の政治を、国民が主人公の政治へ転換しよう」と訴えました。

 スーパー前では年金生活の女性(71)が「コロナの収束には何年もかかる。10万円の給付金は一時的なもの。消費税を減税すれば生活も楽になるし、買い物客も増え景気がよくなる」。公園で子どもを遊ばせていた石村菜穂さん(32)は「安倍内閣の時から『女性活躍社会』と言っているが口先だけ。コロナで夫の収入が減り働きに出たいが、子どもが入れる保育園が見つからない」と話しました。

(10月21日 しんぶん赤旗)