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2020国民平和大行進 スタンディング工夫しアピール 名古屋集中行進

ちんどんやスタンディングで平和へのアピールをする人たち=7日、名古屋市中区

 あいち平和行進共同連絡会は7日、名古屋市内での集中行動に取り組みました。新型コロナウイルスの影響で全体行進は中止さいましたが、市内全16区ではスタンディングや街頭宣伝、宣伝カーなど工夫をこらしたアピールが取り組まれました。

 午後から行われた名古屋市中区栄のアピールには、30人以上が参加し、横断幕やボードを掲げ、元気いっぱいにコール。平和行進を盛り上げようと清須市を中心に活動する、きよす乙女座による「ちんどん」が行われ、通行人の注目を集めました。

 愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の大村義則副理事長があいさつし、「新型コロナで日本の政治、経済、社会の問題が明らかになった。武器ではなく、命を守るため、医療・福祉に税金を回せと一緒に声をあげよう。唯一の戦争被爆国の日本が一日も早く核兵器禁止条約に参加することを心より求める」と訴えました。

 連絡会構成団体から、愛労連や愛視協、愛知民医連、日本共産党愛知県委員会の代表も連帯のあいさつと平和への願いを訴えました。

 共同連絡会は行進中止にともない、自宅で折り鶴をつくる「おうちで平和行進」、平和グッズを身につけて歩く「おさんぽ平和行進」を提案。世界大会成功に向けて、引き続き呼びかけています。

(6月8日 しんぶん赤旗)