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共産党綱領語り合う 名古屋で「真ん中世代」が学習会 たつみ氏が講演

学習交流会で報告するたつみ氏=22日、名古屋市内

 名古屋市内で「真ん中世代」と呼ばれる30~50代の党員が22日、日本共産党の、たつみコータロー(辰巳孝太郎)前参院議員を講師に招き、仕事や生活の悩みを交流するとともに改定綱領を学ぶ学習交流会を名古屋市内で開きました。主催は日本共産党名古屋南西地区委員会。

 たつみ氏は、綱領改定で中国に対する規定の見直しやジェンダー平等、気候変動の新たな内容が盛り込まれたことを紹介しました。ジェンダー平等の規定について「まるで新しい政党が誕生したようだ」と識者も評価してくれていることが嬉しいと発言。「ジェンダー平等の遅れは、意識の問題ではなく政治の問題だ。夫婦同姓や長時間労働を押し付ける安倍政治を変えることがジェンダー平等実現に一番の近道だ」と訴えました。

 交流会では参加者が「楽しい支部会議ってどうしたらいいの?」「若い人が労働組合に入ってくれない」などの悩みを話し、たつみ氏と語りあいました。

 「党に入って間もない人に綱領の学習は難しいと思われそう」という悩みに、たつみ氏は「その人の関心に合わせて学んでいくのがいいですね。政治の中でどのように綱領がいきているかを話すと聞いてくれる人が多い。どんな問題でも綱領にはその答えがあります」と応じました。

 名古屋市の女性(34)は、「綱領の学習があまりできていなかったけど分かりやすく話してくれたのが良かった。興味のあるところから自分なりに勉強し、周りにも語りたい」と話しました。

(3月24日 しんぶん赤旗)