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迫る 豊田市議補選 2月2日告示 9日投票(欠員1)

本多のぶひろ予定候補(44)=新

 愛知県豊田市議補選(欠員1)が2月2日告示(9日投票)されます。日本共産党から新人の本多のぶひろ予定候補(44)が立候補し、昨年の統一地方選で失った1議席を取り戻し、複数議席の回復をめざします。市議補選には、3~4人が立候補する見込みです。

 豊田市は全国54中核市の中で市税収入は1位(2017年度)。豊田市は豊かな財政を豊田市駅周辺など市中心部の再開発や豊田スタジアムなどにつぎ込み「土木費」は中核市で1位です。さらに2027年度までに豊田市駅西口、東口整備を進めています。

 一方で足助町など2005年に合併した旧6町村は役場機能の縮小などで街は寂れてきています。さらに障害者や高齢者の福祉サービス、子育て支援は他都市に比べ遅れ、「民生費」は51位です。

 本多予定候補は「市中心部の開発でなく、高齢者や若者・女性、中小企業支援に税金を使う」と強調。▽おいでんバスの充実、敬老パス制度創設▽防災対策強化▽小学校全学年での少人数学級▽学校給食無料化▽医療センター充実、老健施設確保―などの公約を掲げ支持を訴えています。

 党と後援会は、「2議席に回復すれば、市民要求がさらに前進します。安倍政治を終わらせる第一歩を豊田市から」と宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。

(1月24日 しんぶん赤旗)