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公正な社会を 愛労連旗開き

 愛労連(愛知県労働組合総連合)は8日、名古屋市熱田区で新年旗開きを行い、約70人が参加しました。

 知崎広二議長はあいさつで、「桜を見る会」税金私物化、カジノ疑惑など安倍政権を批判。2020年春闘について「大企業の優遇税制をなくし、内部留保の一部を回せば大幅賃金アップ、最低賃金を1500円に引き上げることができる。公正な社会、賃金、処遇の実現をめざしたたかう」と表明しました。

 来賓あいさつで、愛知県商工団体連合会の服部守延会長は「昨年10月からの商品や購入方法で変わる複数税率導入で業者は混乱している。価格に転嫁できず増税分を負担している業者もある。消費税5%へ運動を一緒に取り組もう」。県原水協の大村義則代表理事は「今年は被爆75年。ニューヨークでNPT(核拡散防止条約)再検討会議や原水爆禁止世界大会が開かれる。核兵器廃絶の大きな流れをつくる」と述べました。

 日本共産党から井上哲士参院議員、須山初美県常任委員が参加。井上氏は、「桜、カジノ疑惑、中東問題で野党は結束して、安倍政権を追及することで一致した」と報告し「今年は安倍政権を倒し、野党連合政権を切り開く年にする」語りました。

(1月10日 しんぶん赤旗)