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核兵器廃絶を誓う 愛知で原爆犠牲者しのぶつどい

 愛知県原水爆被災者の会(愛友会)は20日、「被爆74周年原爆犠牲者を偲(しの)ぶつどい」を名古屋市昭和区の市公会堂で開き、遺族、被爆者、平和団体代表、行政関係者ら150人が参列しました。日本共産党の須山初美県常任委員が参列しました。

 金本弘理事長代理が主催者あいさつし、2018年度に県内の被爆者102人が亡くなったことを紹介。「私たちの願いは世界のどこでも二度と被爆者をつくらないこと。核をめぐる世界情勢は厳しいが、核兵器廃絶の訴えを続けよう」と訴えました。

 「追悼のことば」で、愛知県労働組合総連合の知崎広二議長らが核兵器禁止条約に背を向ける安倍政権を批判し、核兵器廃絶への決意を述べました。「平和への誓い」を述べた学生の秋野昌弘さんが「私たち若い世代は、被爆者の遺志を受け継ぎ、核兵器のない平和な世界をつくるために全力をつくす」と表明しました。

 文化行事で陽影月のコンサート、参加者全員で「原爆を許すまじ」を合唱しました。

(9月22日 しんぶん赤旗)