参院愛知選挙区(定数4)の立候補予定者による公開討論会(東三河5JC主催)が26日、愛知県豊橋市で開かれました。
参院選には11人が立候補を表明。日本共産党の、すやま初美予定候補のほか、立憲、国民、維新、社民など9氏が参加しました。自民、公明の候補者は欠席しました。
司会の「自己紹介、主に取り組みたいこと」の質問に、すやま氏は「広告デザイン会社で働きながら長時間労働の改善に取り組んできた。働くルールを作り長時間労働を規制する。大企業と中小企業の公正な取引きを保障するルールをつくり、下請け取引を適正化する。安倍政権が削減した中小企業への賃上げ支援策予算を大幅に増やす。最低賃金を全国一律1000円にし、1500円をめざす」と語りました。
年金社会保障問題ですやま氏は、「年金を自動的に削減するマクロ経済スライドを廃止して『減らない年金』に。低年金引き上げの第一歩として年6万円の底上げをはかる」と発言。財源として「高額所得者優遇の保険料見直し、年金積立金を年金給付に活用する。賃上げと正社員化をすすめ、保険料収入と加入者を増やす」と述べました。
最後に、すやま氏は「9条改憲阻止、消費税10%増税中止、原発ゼロなど13項目で、市民と野党の共通政策ができた。参院選で勝利し、安倍政治を変えたい」と強調しました。
(6月28日 しんぶん赤旗)