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辺野古新基地の中止運動を広く 名古屋で安保学習会

辺野古新基地建設中止の運動を広げようと開いた学習会=13日、名古屋市中村区

 安保破棄愛知県実行委員会と愛知県平和委員会は13日、沖縄県の辺野古新基地建設の中止の運動を広げようと名古屋市内で「安保学習会」を開き、30人が参加しました。

 安保破棄県実行委員会の鈴村紀代子代表委員(愛高教委員長)が「沖縄県民の声を無視した安倍政権の横暴は許せない。沖縄と連帯し愛知で運動を広げよう」と訴えました。

 安保破棄中央実行委員会の小泉親司常任幹事が「辺野古新基地とF35整備拠点問題」と題して講演。小泉氏はトランプ米大統領の訪日と日米同盟の関係、全国の運動で行き詰る辺野古新基地建設、日米地位協定の抜本的見直し問題などを報告。F35戦闘機の「爆買い」など自衛隊の増強計画や三菱重工小牧南工場での「リージョナルデポ」について、「どれもアメリカの軍需産業を儲けさせるもの」と批判し、「参院選で32の1人区全てで候補者が一本化し、沖縄辺野古の新基地建設中止など共通政策の協定も進んでいる。市民と野党の共闘で参院選に勝利し、安倍政治さよならを」と訴えました。

 閉会あいさつで安保破棄県実行委員会の福田英俊事務局長が「辺野古新基地建設の中止と普天間基地の無条件撤去を求める署名の推進、沖縄に連帯した宣伝や集会を多彩に開き、建設中止の世論を広げよう」と呼びかけました。

(6月18日 しんぶん赤旗)