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参院選で政治変える 青年・学生が集会・対話

青年の質問にこたえトークする井上議員、すやま予定候補ら=28日、名古屋市中村区

 日本共産党愛知青年・学生後援会と日本民主青年同盟愛知県委員会は28日、名古屋市で参院選へむかう青年・学生決起集会を開きました。「選挙で政治を変えよう」と夕方から、さっそく名古屋駅近くで対話宣伝とトークライブを行いました。

 宣伝には、井上さとし参院議員・比例予定候補とすやま初美参院愛知選挙区予定候補が参加。青年から寄せられた「なんで国会議員を志したんですか」「消費税増税、本当に止められる?」などの質問に答えてトークしました。

 井上議員は、「参院選でしっかり安倍政権に審判を下せば増税は止められます」と訴え。「お金の心配なく学びたい、安心して働きたいという若いみなさんの当たり前の声が生きる政治へ力をあわせてがんばりたい。みなさんの声を聞かせて」と呼びかけました。

 すやま予定候補は、自身がブラックな働き方をした経験から若者を使い捨てにする社会を変えたいと政治を志した思いを紹介。「長時間労働規制のルールをつくり、最低賃金を大幅に引き上げて『8時間働けばふつうに暮らせる社会』に向けてみなさんとがんばりたい」と話しました。

 「8時間で暮らせなあかん、そのとおり」「私立高いです」と声を上げていく若者や、横断幕を見て「いいね」と話す人も。シールアンケートなどで対話すると、「友達がブラックバイトしているので規制してほしい」「消費税増税ストップは助かる」「最賃1500円最高」などの声が寄せられました。同盟員の知り合いが参加し、対話するなかで「共産党の政策は共感することが多い」と後援会メンバーになりました。

 決起集会には約40人が参加。井上議員が国会報告し、地方選後に共闘の流れが加速していると紹介。「選挙に行かなかった人にも、こうやれば変わると政策の旗印や共同の姿を示し、安倍政権さよならの審判を下す選挙にしよう」と語りました。

 石山淳一党県書記長が統一地方選の結果や参院選への方針を報告。古川大暁民青県委員長が、参院選にむけた行動提起をしました。

 統一地方選に取り組んだ青年から「動画配信やSNS中継など新しいことに挑戦し楽しい選挙だった」(一宮・尾北地区)、「民青の地区を再建し、宣伝もやった。党地区とも連携し参院選も模索しながら対話・宣伝を続けたい」(西三河地区)などの発言がありました。発言した専門学生(22)は、友達に〝論破〟された後に勉強を通して考えを発展させた経験を語り、「軍事費や大企業優先ではなく福祉や生活に使えば、国民の生活を豊かにできる。日本共産党の考えをもっと勉強して伝えたい」と話しました。

 参加した同盟員の男性(27)は「自分も働き方がきつい部分があるので、8時間働けば暮らせる社会にしたい。なかなか活動できていなかったけど、自分たちの班でできることを話したい」と語りました。「地方選の結果は残念だったが、前向きの話が聞けたので元気づけられた」「たくさん自分の言葉で選挙を盛り上げていけたら」などの感想が寄せられました。

(4月30日 しんぶん赤旗)