ニュース

賃上げの必要語ろう 名古屋で春闘集会

春闘勝利に向けて「頑張ろう」と右手を掲げる労働者ら=14日、名古屋市中区

 愛知県労働組合連合会と愛知春闘共闘委員会は14日夜、名古屋市中区で春闘勝利へ労働者決起集会を開き、労働者ら300人が参加しました。

 榑松佐一愛労連議長が「食料品の値上げラッシュ、消費税10%増税に、労働組合として声をあげ、賃上げの必要性を語ろう」とあいさつ。知崎広二愛労連事務局長は「大企業のベア回答は昨年を下回り、労働者への分配率は減っている。春闘はこれからが本番。大企業に社会的責任を果たさせよう。大幅賃上げ、人員不足解消、安倍暴走政治ストップを訴えよう」と報告しました。

 決意表明で、愛高教代表は「残業代も休みもない過酷な労働実態に教員志望者が減っている。よりよい教育のために制度改善が必要」。コープあいち労組代表は「消費者を苦しめ、景気悪化をまねく消費税増税の中止へ運動を強めよう」と訴えました。

 参加者は「8時間働けば暮らせる賃金、労働時間短縮、有給休暇取得義務を守らせ、働くルールを確立させよう。安倍9条改憲と消費税増税の反対を広げ、社会保障を破壊する安倍暴走政治をストップさせよう」と集会決議を採択。「サービス残業なくせ」「消費税増税は中止」とコールし、繁華街を練り歩きました。

(3月16日 しんぶん赤旗)