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3000万人署名推進へ 名古屋で地域の活動を交流 改憲発議阻止へ全力

地域での取り組みを報告する人たち=17日、名古屋市中区

 「安倍9条改憲NO!あいち市民アクション」は17日、安倍改憲ノー3000万人署名を推進するため、名古屋市中区で「地域アクション学習会・交流会」を開催しました。地域の団体代表者ら120人が参加。73万9198人分の署名が集まったことが報告されました。

 共同代表の大脇雅子弁護士は、「請願権を自発的、自覚的、組織的に行使する運動として、3000万人署名をしていかなきゃいけない。改憲発議を止めることに全力集中しよう」と話しました。

 3000万人署名に取り組む各団体がスピーチ。きよす9条の会の安島緑さんらは、かぶりものやキャラクター看板を持って登壇。「スタンディングや署名は地味になりがち。まず注目を集めて、対話している。後悔しないために、思いついたことはみんなの力を合わせてとにかくやってみる」と話しました。

 いのちを守る昭和区市民アクションは、2017年11月結成以来、週刊ニュースを62号まで発行したことを報告。瀬戸市民アクションは「署名を通じて、満州やサイパン、熱田空襲などの戦争体験者と出会えた。二度と戦争しないためにも必ず署名を成功させたい」など語りました。

 愛敬浩二名古屋大学大学院教授が「安倍改憲をどう止めるか」と題して講演。「なぜ平和が大切か、自分の言葉で語ることが大事。国民投票させない、改憲発議させないために何ができるのか、日々考えてほしい」と呼びかけました。

(2月22日 しんぶん赤旗)