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子育て世代 要望次々 天白区で本村衆院議員・高橋県議予定候補と「お話し会」

子育て世代の参加者たちと交流する(正面右から)高橋、本村の各氏=14日、名古屋市天白区

 名古屋市天白区で14日、日本共産党の本村伸子衆院議員、高橋まきこ県議予定候補と子育て世代の「お話し会」が開かれました。教育やハラスメント、基地、カジノ、リニア、消費税増税など多彩な話題で政治への疑問や願いを出し合いました。

 子どもたちの元気な声が響くなか、ハンドマッサージなどでリラックスしながら交流。

 本村議員は、今年が愛知県知事選(2月3日投票)、統一地方選、参院選と連続選挙の年だと紹介。共産党を伸ばし、改ざんや隠ぺい、民意をふみつけて暴走し9条改憲に執念を燃やす安倍政権を変えたいと語り「子どもたちの未来を守るため政治を身近なものにしていきたい」と話しました。

 高橋県議予定候補は、愛知県は財政力が全国2位なのに、教育や福祉にかける予算は最低水準だと指摘。一方、中部空港の2本目滑走路建設や、三菱重工小牧南工場のステルス戦闘機F35の整備拠点化の支援に予算を使っていると述べ「こうした県政を変えるのが県知事選や県議選。ぜひ声をあげてほしい」と訴えました。

 参加者から「カジノをやるメリット・デメリットは?」「消費税の使い道は?」など疑問が出されました。

 「なんで教育に予算が回らない?」との質問に、本村議員は、自民党が財界・大企業の支援を受けているので財界応援中心の予算になると語り、「暮らしや住民の立場に立ち、個人の尊厳を大切にする市民と野党共闘の勢力を増やしていくことが大切」と語りました。

 参加した女性(39)は「普段政治のことを深読みする機会がないのでこういう場は大事。自分たちのために他を排除していくような安倍政権はもう変わっていく方がいいと思う」。別の女性(44)は「政治に無頓着だったけど、きょう少し触れられてよかった。予算がこんな使われ方をしているのは悲しい。子どもたちの未来のために使ってほしい」と話しました。

(1月19日 しんぶん赤旗)