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名古屋市議選 暮らし優先の市政へ 藤井、むらせ氏擁立

 日本共産党愛知県委員会は16日、来年の名古屋市議選で中村区(定数4、1減)に藤井ひろき氏(41)=現=、東区(定数2)にむらせ和弘氏(47)=新=を擁立すると発表しました。

 市役所で会見を開き、藤井氏は「名古屋駅周辺の客引き行為を規制する条例の必要性を訴え、4月に実現した。区民の声を議会に届け、市民の安心、安全で快適なまちづくりを実現していく」と話しました。

 むらせ氏は、自身の子育てや介護の経験にふれ、「少人数学級の対象学年の拡大や学校給食の無償化など教育や子育ての支援制度の充実。誰もが利用しやすい介護サービスへ支援制度の充実を訴え、東区初の党議席獲得をめざす」と語りました。

 田口かずと市議団長は「自民党は河村たかし市長に対し、リニア関連の名古屋駅周辺開発、中部国際空港2本目滑走路など大型事業の推進をけしかけている。一方で、介護保険料の値上げ、公立保育園の民営化や小学校給食調理などの民間委託をすすめる予算には、日本共産党以外は賛成している。日本共産党の躍進で暮らし、福祉最優先の姿勢をすすめる市議会をつくりたい」と強調。「定数(75)は全体で7減るが、現有12議席を絶対確保し、全16区で議席獲得をめざす」と語りました。

(10月19日 しんぶん赤旗)