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辺野古基地反対 音楽通じて支援 名古屋のコンサートに200人

辺野古新基地建設中止を訴え開かれたコンサート=17日、名古屋市中区

 「平和とジュゴンを守ろう」と17日、名古屋市中区で「辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開かれ、のべ200人を超える市民が参加しました。県内の沖縄県出身者や米軍辺野古新基地建設反対運動をおこなっているミュージシャンらが「音楽を通じて支援を」と実行委員会をつくり、3年前から年数回開催。今回で13回目です。

 初出演の「シリキレトンボ」や毎回出演している「八竜リバティーバンド」など18のグループ・個人が出演しました。

 開会あいさつで実行委員長の浅野義高さんは「国は護岸工事で囲んだ海に土砂を入れ、8月にも埋め立てを強行しようとしている。辺野古の海と高江の自然を壊してはいけない。さまざまな困難に屈せず、音楽を通して運動を広げていこう」と訴えました。

 三重県から駆け付けた2人組の「Side―B」は「初めての参加です。三重県に住む僕たちからも、平和へのメッセージを音楽に乗せて届けたい」。出演3回目の「琉球の風」のメンバーは「愛知にも小牧基地の問題があり、辺野古の問題は日本中みんなの問題。いっしょに歌ってチバリヨー(がんばろう)」と話しました。

 次回は9月20日(土)午前11時から名古屋市中区・さかえ広場で予定しています。

(6月20日 しんぶん赤旗)