ニュース

第89回メーデー 各地で行動 人間らしい生活を望む

 第89回メーデーが1日、東海・北陸信越各地で行われました。集会やデモが行われ、プラカードなどを持った労働者が「安倍『働き方改革』法案廃案」「安倍9条改憲ノー」「安倍内閣は総辞職せよ」などの声をあげました。

 愛知県では県中央メーデーが名古屋市中区の白川公園で、地域メーデーが6市で開かれ、参加者は全体で3800人を超えました。

 県中央メーデーには、「長時間労働・サービス残業の規制を」、「9条改憲NO」と思いを込めたデコレーションやプラカードを持った労働者ら2800人が参加しました。

 榑松佐一・愛知県労働組合総連合議長は、安倍首相の「働き方改革」を批判し、「人間らしい生活の保障を実現するために市民と野党の共闘を広げよう」と訴えました。

 安倍9条改憲NO!あいち市民アクションの新美加寿奈さんは「私たち子育てママは平和で人間らしく生きられる生活を望んでいる。3000万人署名を成功させよう」と強調しました。

 日本共産党の岩中正巳県委員長は、本村伸子衆院議員、わしの恵子県議とともに壇上に立ち、「安倍政権打倒に全力をあげる」と述べました。自由党、社民党、新社会党の代表もあいさつ。日本共産党の井上さとし、武田良介両参院議員からのメセッージが紹介されました。

 介護施設で働く女性(37)は「今の『働き方改革』法案では介護職場の長時間労働を是認するもので廃案しかない」と話しました。

(5月2日 しんぶん赤旗)