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党愛知1区総選挙報告会 市民の発言

 「市民と野党の共闘をさらに発展させ、安倍暴走政治を止めよう」と、名古屋市北区で10月28日に開かれた日本共産党の愛知1区総選挙報告会。市民と野党の共闘を支えた市民の発言を紹介します。

市民連合@愛知呼びかけ人 大学生 玉置文弥さん

 

 吉田統彦さん(立憲民主党)、本村伸子さん、当選おめでとうございます。1区から候補を取り下げ野党共闘に尽力された大野宙光さん、ありがとうございます。

 選挙結果は大変厳しいものになったと思います。でも、愛知では初めて統一候補が生まれ、立憲民主党から出た統一候補が3人とも国会に行ける結果がでて非常によかった。立憲民主党の躍進はうれしいし、それを支えたのは日本共産党の方々、市民のみなさんの力だと思います。

 ぼくは政党の人間ではありませんが、今回、候補者の方と一緒にいろんなところに立ちました。こんなに市民と政党が近い選挙は、愛知では初めてだったんじゃないかと思います。

 市民連合@愛知は数人のメンバーで、家庭や仕事もあるなか、それでも時間を削って動きました。それは、安倍政権が進める政治にはもう任せておけないと思ったからだと思います。

 変な目で見られる怖さもありましたが、それでもここまでやってきてよかったと思います。

 市民連合との協定をしっかり国会に届け、実現していただきたいと思います。当選がゴールではなく、ここから新たに始まるんだと思います。野党が今まで以上に連携し、安倍政権を止めていただきたい。僕たちも、当選したら終わりではなく、政治に参加していきたいと思います。

市民と野党をつなぐ会@愛知1区 今井光代さん

 自民党政権を本当に終わらせるために、この地域で平和を作る人たちが手をつなぐことが大事ではないかと思いました。一緒にやってくれる議員を国会に送りたい。そう思って1年ほど前から議員・候補に直接会ってお話しすることを始めました。

 今年1月4日には初めて民進党、共産党、自由党、社民党が並んだ街宣を行い、その後何度も街宣を積み上げてきました。

 野党共闘が実現できそうと期待していたのが、希望の党の出現でバラバラになり絶望しましたが、混乱とカオスから立憲民主党が生まれ野党共闘が実現しました。そして、私たちは私たちの声を届けてくれる議員を当選させた。比例で当選した吉田さんには、市民の声を聞く会を開くことを約束してもらいました。

 共産党の方は、本当に大野さんを応援したいと思ってみえたと思います。そこをあえて吉田さんを応援して当選させた。共産党のみなさんの声も市民の声も、みんなの声をくみとって届けていただきたいと思います。

 私たちは今から始めます。安保法制廃止、立憲主義回復、憲法改定とくに9条改定反対、個人の尊厳を擁護し市民の意見を反映すること、原発に依存しない新しいエネルギーの拡充―。約束していただきました。これを一緒に提案し、みなさんと一緒にやっていきたいと思っています。

(11月1日 しんぶん赤旗)