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熱田区で「共謀罪」廃案をスタンディングアピール

 
 作家・澤地久枝さんのよびかけに呼応する戦争法反対のスタンディングアピールが3日、名古屋市熱田区でありました。戦争法反対あつたの会のメンバー7人がリレートークや署名を行いました。

 西田敏子さん(62)は、国会で審議されている「共謀罪」法案は、戦時下の治安維持法とうりふたつで、安倍政権は国連からの韓国も無視していると述べ、「戦争法、秘密保護法とセットで『戦争する国づくり』にまい進している。大臣も説明できない法案は廃案するしかない。国民の声がいきる、国民が主人公の政治にしていこう」と呼びかけました。

 高木予枝子さん(66)は、「戦時中、熱田空襲では10分の空襲で1000人以上が犠牲になった。二度と戦争しないと世界と未来に誓ったのが今の憲法。憲法を変えることは、日本の危機につながる」。太田武宏さん(73)は、「安倍首相、政権はあらゆる問題で暴走、迷走している。オリンピックを口実に国民をだまし、テロと関係ない『共謀罪』をつくろうとしている」と批判しました。

 「共謀罪」廃案を求める署名に応じた男性(50)は、「3人兄弟ですが、兄弟や家族でも何でもないようなつながりが共謀罪になるのか不安がある」と話しました。

(6月6日 しんぶん赤旗)