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「共謀罪」法案強行採決に抗議 栄で訴え

 衆院本会議で「共謀罪」法案の採決が強行された23日、日本共産党愛知県委員会は名古屋市中区栄で抗議の声を上げました。

 すやま初美参院愛知予定候補がマイクを握り、「『共謀罪』がテロ対策でないことは国会審議を通じてハッキリしました。一般のみなさんが操作の対象になる、心の中を処罰する憲法以南の法律である。野党と市民の共闘で廃案に追い込むため全力でがんばります。安倍政権が突き進む戦争への道を、ご一緒に食い止めましょう」と訴えました。

 『共謀罪』の廃案を求める署名の呼びかけに通行人の足が止まります。自転車を止めて署名した建設業の男性(59)は「警察の恣意(しい)的な操作がされるのではと怖い。その担保もないままに通してしまうのはヤバイと思う。こうして署名することもできないようになってしまうのでは」と危機感を表しました。

 大学2年生の男性は、「どこの党を支持しているわけでもないが、無理に通そうとする安倍政権はよくないと思う。国民の声が届かないと感じるが、署名などを通じて声が届くようにしていかないといけない」。岐阜県恵那市の女性(81)は「『共謀罪』は絶対にだめ。知らんうちに採決してしまったでしょ。本当に怖い。選挙で安倍さんを落とそうとみんなで話し合っている」と語りました。

(5月24日 しんぶん赤旗)