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住民の声聞く市政に 愛西市長選 松崎氏が決意

 
 愛知県愛西(あいさい)市長選(4月16日告示、23日投票)で、日本共産党尾張南地区委員会地区委員長の松崎省三氏(70)=無所属・新人、日本共産党推薦=が21日、記者会見し、立候補を表明しました。
 市長選には、松崎氏のほか、現職の日永貴章氏(43)が立候補を表明しています。

 会見で松崎氏は現市政について、安倍政権の暴走の防波堤の役割を果たさず、いきすぎた「受益者負担」論をおし進め、住民一人あたりの基金残高(貯金)が県下一般市トップだと指摘。市の公共施設使用料の大幅値上げ、介護保険料、保育料、上下水道など暮らしを壊す市民負担を強めているとして、「住民を無視する市政から住民の声の期待にこたえ、声を聞く市政を実現していきたい」と訴えました。

 ため込んだ貯金を市民に還元するとして、▽中学校卒業までの医療費完全無料化▽公共施設利用料の値上げを見直し、減免制度の拡大▽水道料金引き下げ▽住宅リフォーム助成制度実施▽巡回バス増車と路線増―などをあげ、「憲法を市政にいかし、住民の福祉の増進を図る地方自治体本来の立場で政策を実行していきたい」と語りました。

(3月24日 しんぶん赤旗)