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老朽原発の廃炉めざし名古屋で集会

 
 名古屋市内で19日、名古屋市内で「老朽原発にレッドカードを!名古屋も危ない2・19集会」が開かれ市民155人が参加しました。40年廃炉訴訟市民の会の主催。

 福井県の関西電力高浜1・2号機、美浜原発3号機の廃炉を求める訴訟の弁護団長・北村栄弁護士、事務局長の藤川誠二弁護士が訴訟の経過や論点について報告。福井県の原発反対県民会議の中嶌哲演代表委員(小浜市の明通寺住職)が「原子力ムラ・行政に抗して、3つの地元(立地地元、被害地元、消費地元)の連帯を」と題して講演しました。
 中嶌氏は「原発銀座」といわれる福井県若狭地域の原発建設反対や福島原発事故後の再稼働反対、廃炉の運動について紹介し、「愛知県は電力の大消費地。浜岡原発(静岡県御前崎市)で事故があれば被害をうける。原発ゼロをめざし3つの地元の共同の輪を広げよう」と訴えました。
 三重県から参加した男性は「三重県は原発を1基も許していない。中部電力が県南部に計画した原発を阻止して年近くになる。反対運動した人たちが高齢になっている。運動を継承が必要だ』を開く」と発言しました。

 中嶌氏の講演に先立ち参加者は平和と反原発の歌姫と呼ばれるシンガー・ソングライターの川口真由美さんのミニコンサートを楽しみました。
(2月24日 しんぶん赤旗)