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?野党は共闘?市民訴え 名古屋・港区 6党代表ら決意

 
 衆院愛知4区で市民と野党の共闘を実現させようと29日、「野党は共闘! 市民アクション」が名古屋市港区で開かれました。会場には、用意した席が足りなくなるほどの230人以上が参加。野党6党の代表と市民が一堂に会し、「野党は共闘」「市民はアクション」と声をあげました。
 主催は、市民と野党をつなぐ会@愛知4区、4区革新懇、全国ネットママの会@愛知4区などでつくる実行委員会です。

 安倍政権打倒へ、衆院選での共闘を求める市民が次つぎマイクを握りました。
 市民と野党をつなぐ会@愛知4区の藤井克彦代表は、「政策目標として安保法廃止、立憲主義の回復、一人ひとりが個人として大切にされる政治、原発再稼働許さないことを掲げ野党統一候補を目指しています。違いは当然あるが、お互いのよさ、特徴を生かしてがんばっていきたい」と表明。
 全国ネットママの会@愛知の新美加寿奈さんは、「参院選で初めて選挙活動をした。選挙のときだけ動いても届かない。友達や近所の人に普段から政治の話をしてアプローチする?種まき″が大切」と語りました。みなと革新懇の森田茂さんは、「野党共闘で安倍政治変えていく」と決意を述べました。
 野党から、共産党名古屋南部地区の山口政信委員長、民進党の牧義夫衆院議員、自由党愛知県総支部連合会の田中良典代表、社民党名南支部の小林正和支部長、新社会党県本部の保田泉委員長、緑の党・東海の尾形慶子共同代表の6党が参加。

 市民からの意見表明を受け、それぞれが共闘発展への決意を語り、参加者が拍手でこたえました。
 民進党の牧衆院議員は、「安倍一強多弱体制の打破、主権者である国民のための政治を実現するため、総選挙に向けしっかり共闘できるようにがんばりたい」と語りました。
 共産党の山口氏は、「第27回党大会に参加し、野党と市民の共闘は全国に広がり、止めることのできない希望ある流れになっていると感じた。野党統一を実現して勝利し、安倍政権打倒へ全力でたたかいぬきます」と訴えました。
 週刊東洋経済編集部の福田恵介編集委員が「メディアから見た政治・経済の現状」と題して講演しました。(1月31日 しんぶん赤旗)