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平和でこそスポーツ 名古屋 平和マラソンで発信

 
 戦争反対、核兵器廃絶を求め、あいち反核・平和マラソン&ジョギング大会が7日午前9時から、名古屋市昭和区の鶴舞公園で開かれました。新日本スポーツ連盟愛知県連盟ランニング協会が2001年に「広島、長崎の被爆者を追悼し名古屋でも何かやろう」と始め、今回が16回目です。

 父親がペリリュー島(パラオ共和国)で戦死した、同連盟の青木正雄会長は「リオ五輪や甲子園で夏の高校野球大会が始まりました。アジア・太平洋戦争では69人のプロ野球選手が戦死するなど多くのスポーツ選手が犠牲になりました。平和だからこそスポーツが楽しめます。核も戦争もない平和な世界になるようアピールしながら走りましょう」と訴えました。

 猛暑のなか反核平和の思いを書いたゼッケンをつけたランナーが2?コースを2周。公園を散策する人や沿道の人たちに手をあげて「核兵器廃絶、平和を願って走っています」と声をかけながら元気に走りました。
 初めて参加した女性(43)は「趣味でランニングをしています。趣味を生かして平和をアピールでき、嬉しかったです。次回も参加したいです」と話しました。
(8月9日 しんぶん赤旗)