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市民と野党の共闘さらに 戦争法許さない会1周年

 
 名古屋市緑区の「戦争法を許さない緑区の会」は23日、結成1周年記念集会を日本キリスト改革派名古屋岩の上教会で開催し、メンバーら30人が参加しました。

 事務局の西村秀一さんが、「党派、思想、信条を超えて1年間活動してきた。安倍政権の戦争する国づくりは続いている。新しい運動に踏み出そう」と話しました。
 岩の上教会の相馬伸郎牧師もあいさつし、「聖書の精神のもと、弱者に手を差し伸べ、人権を守っていく。政治に関心がない人に、どう届けていくか、これからも一緒に考え、がんばっていきたい」と語りました。
 事務局の中島信行さんが、1年間の運動と活動方針について報告し、「スタンディングなど戦争法廃止のアピールは継続していこう」と述べました。
 日本共産党の本村伸子衆院議員、民進党の近藤昭一衆院議員が参加。本村議員は「参院選で生まれた、市民と野党の共闘をさらに発展させていきましょう」、近藤議員は「安倍首相は改憲を争点にせず、国民から審判を受けたわけではない」とあいさつしました。

 フリー討論では、長崎出身で被爆2世の女性が「戦争の悲惨さは身にしみて感じている。戦争法廃止のたたかいは絶対に勝ちましょう」、男性は「野党共闘を支えるには、草の根の市民の運動が大事」と語りました。青年も発言し「改憲勢力をひっくり返すのは、並大抵の努力ではできない。全力でたたかいたい」と話しました。
(7月24日 しんぶん赤旗)