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再稼働反対・原発ゼロに 各地で金曜行動

 
 名古屋市東区の中部電力本店前と関西電力東海支社前では、のべ90人の市民が「世界一危険な浜岡廃炉」「老朽原発動かすな」と声をあげ通行人にアピールしました。

 中電前のリレートークでは、老朽原発・高浜1、2号機の廃炉を求める裁判で原告としてたたかっている草地妙子さんが「多くの方が13日の名古屋地裁口頭弁論に集まってくれ心強かった」とのべ、さらに仲間を広げ勝訴しようと訴えました。
 元小学校教員の男性は、大津地裁が関電の異議を退け高浜3、4号機の再稼働を認めなかった判断について喜びつつ、「世論の後押しで廃炉にもっていこう」と語気を強めました。

 関電支社前では「チーム原発いらんがねNAGOYA」の藤原はづきさんが、7月末にも安倍政権が伊方原発(愛媛県)を再稼働させようとしていることを批判。「大規模な抗議行動を計画したい」とのべ、参加をよびかけました。
 関電前の行動には、本村伸子衆院議員、参院愛知選挙区で候補者としてたたかった須山初美さんも参加。須山さんは、原発ゼロ実現へ市民と一緒に引き続き声をあげる決意を表明しました。
(7月17日 しんぶん赤旗)