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若者の願い実現しよう 池内氏、すやま予定候補トークライブ

 
 奨学金充実、ブラックバイト規制、戦争法廃止など若者の願いを日本共産党とともに実現しよう―。日本民青同盟愛知県委員会は名古屋市内で29日、池内さおり衆院議員、すやま初美参院選挙区予定候補を招き、「未来は若者のものトークライブ」を開催。入学したばかりの女子高校生、大学生、新社会人の青年ら50人が参加しました。西山あさみ名古屋市議も同席しました。

 池内議員は野党共闘が戦争法廃止だけでなく、DV(ドメスティックバイオレンス)規制などにも広がっていると述べ、「若者の願い、希望を実現するため共に運動しよう」と訴えました。
 すやま予定候補は、デザイン会社で長間勤務など過酷な労働経験を紹介し、「共産党の躍進で若者が安心して学び働ける日本をつくろう」と強調しました。
 参加者が「学費や生活費のためアルバイトづけ。なんとかならないか」「奨学金の返済が大変。現役学生だけでなく返済している者への支援策はあるのか」と質問。
 すやま予定候補は学費を10年間で半額、月額3万円の給付型奨学金制度創設、低所得者や病気で働けない人への返済猶予制度など党の提案を紹介。池内議員は自らも多額の奨学金返済をしている状況を述べ、「税金の使い方を変えるべきだ」と話しました。
 女子学生(21)の「若者の政治離れがいわれているが」の問いに、すやま予定候補は「東日本大震災以降、被災地ボランティアなど若者は大きく変化している。昨年からの戦争法をめぐる若者の変化は目をみはる」と述べ、若者向けパンフ『JCPマガジン』が好評だと紹介。池内議員は「18歳選挙権にともない、高校での取り組みが大切。国は規制するのでなく、学内での学習会や討論会を積極的にするべきだ」と述べました。

 参加した男子学生(21)は「共産党が若者のために努力しているのがよくわかった。参院選で共産党を大きくしたい」と感想を語りました。
(5月31日 しんぶん赤旗)