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戦争法廃止 声各地で

「野党は共闘」若者コール

 
 安倍自公政権が19日未明に戦争法の成立を強行して以降、同法の廃止を求める国民各界・各層の怒りの声は広がり続けています。日本共産党がよびかけた「戦争法廃止の国民連合政府」の提案へ期待も高まっています。27日も、愛知、大阪高知など全国各地で開かれた街頭演説や集会に、多くの人が集まりました。

名古屋駅西口1500人 小池議員らに声援

 名古屋駅西口で27日午後、SEALDs TOKAI (シールズ東海)が戦争法廃止を訴え宣伝しました。1500人が集まり「野党は共闘」のコールが響き渡りました。

 国会議員のゲストとして日本共産党の小池晃参院議員、本村伸子衆院議員、民主党は近藤昭一、山尾志桜里両衆院議員が参加。池内了名古屋大学名誉教授も訴えました。

 小池氏は違憲の戦争法をこのままにしておくわけにはいかないとし、「立憲主義を取り戻すたたかいは始まった。政権を変えることが必要と野党が協力する提案をしました。皆さんの声をもっと大きくし東海から日本中に広げ、新しい歴史をつくろう」と呼びかけました。本村氏も「国民が声を上げたことに一番の希望がある」と話しました。

 近藤氏は「参院選で野党協力しよう」、山尾氏も「参院選で勝利し、ねじれをつくろう」と訴え、国会議員4氏がそろって壇上で手を上げると大きな声援がわきおこりました。

 会場整理の手伝いに来た男性(30)は「(戦争法を)実際に行使させないよう切れ目なく続けたい」。メンバーの女性(21)は「行動する仲間ができたことで、友だちに政治の話ができるようになった。デモも大事だけど地道に話すこともしたい」と語りました。

(9月29日 「しんぶん赤旗」より)