ニュース

12議席の力で要求実現 名古屋市議団が市政懇談会

 
 日本共産党名古屋市議団は10日、名古屋市内で市政懇談会を開き、5議席から12議席に躍進して初めての6月市議会の報告、市民の要望や意見を開きました。

 田口一登団長は質問時間が増え、6常任委員会に複数の党議員がいることを紹介。「躍進した力で市民の声を議会に反映させ、市民要求実現に全力をあげる」と話しました。

 初質問した新人議員らが発言。藤井ひろき議員はマイナンバー問題で河村たかし市長から「国に延期を申し入れる」の回答を引き出したことを紹介。柴田民雄議員は市の文化施策充実を、西山あさみ議員は奨学金返還支援やブカック企業対策を、青木ともこ議員はリニア中央新幹線計画など、本会議での質問内容を報告。さいとう愛子議員は財政福祉委員会、高橋ゆうすけ議員は教育子ども委員会での追及を紹介しました。

 参加者から「国保料引き下げは大きな成果だ。さらに減免制度を申請なしに、自動的に受けられるよう改善してほしい」、「敬老パス制度の存続は、住民運動と共産党議員団の成果。敬老パスのあり方を論議している検討会に市民が意見を述べる機会をつくってほしい」などの意見や要望が寄せられました。

(7月15日)