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名古屋・守山 九条の会9周年の決意

 
 名古屋市守山区の「もりやま九条の会」は6月27日、同区役所ホールで結成9周年のつどいを開き210人が参加しました。

 あいさつに立った世話人の田原裕之弁護士は、自民党青年局が開いた会合で言論弾圧をあおる暴言について厳しく批判し「九条の会をはじめ市民の声を結集して憲法違反の戦争法案を廃案に追い込もう」と訴えました。

 長峯信彦・愛知大学教授が「日本国憲法こそ未来への希望の道~安倍政権の戦争法制と歴史的「今」における私たちの責任」と題して講演。安倍政権が強行する戦争法案について「憲法解釈の『変更』などでなく、憲法違反行為そのもの」と強調。憲法九条について「戦争や軍事行動を世界に先駆的に厳しく禁止したもの。世界の宝」と話しました。

 小学生の時に終戦を迎えた男性(77)は「戦中、戦後に食糧難などで苦労した。戦争の苦しさ理解しない自民党議員らの言論弾圧発言は許せない。愛知選出議員も参加していると聞いた。こんな議員は辞めてもらいたい」と怒りの声をあげました。

 講演に先立ち、同区の合唱サークル「ピース&ラブ」の合唱、フラダンスサークル「プァリコイリマ」のダンスがおこなわれました。

(6月30日)