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「戦争させない」この一筆 「空襲は怖かった」 署名各地で

「戦争させない」この一筆 「空襲は怖かった」 署名各地で

 
 安保破棄愛知県実行委員会は28日、名古屋市中区栄のデパート前で戦争法案の廃案を求める署名宣伝行動に取り組みました。

 安保破棄愛知県実行委員会の福田秀俊事務局次長や愛知県平和委員会の高橋信理事長らがマイクを持ち、「安倍自公政権が強行しようとしている戦争法案は戦後初めて自衛隊員が殺し殺されることになる。アフガニスタン戦争時のインド洋派兵、イラク派兵で自衛隊員の戦死者はいないが精神を病んだ隊員は多く、帰国後に自殺者した隊員は54人もいる。国民平均と比べ10倍の高さになっている」と述べ「未来ある若者を犠牲にすることは絶対に許されない。戦争法案を食い止めるためにいっしょに声をあげよう」と訴え、署名への協力を呼びかけました。

 署名に応じた男性(48)は「戦争法案はもちろん原発再稼働など安倍首相の政策にストップをかけたい。仕事の関係で集会やデモに参加できないが、署名をして安倍首相への抗議の意思を示したい」と話しました。

 空襲を体験した女性(79)は「空襲は怖かった。日本の自衛隊が海外に戦争に行くと、報復でテロが日本で起こる。法案は止めてほしい」と語り署名しました。

(5月30日)