「戦争法案は許さないぞ」「憲法守らぬ安倍首相はやめろ」―。若者でにぎわう名古屋市中区の繁華街に青年の怒りの声が響きわたりました。日本民主青年同盟愛知県委員会の呼びかけで日におこなわれた「ストップ安倍・名古屋アクション」です。
出発集会に駆けつけた日本共産党の本村伸子衆院議員が戦争法案をめぐる国会情勢を報告。「戦争法案は26日から国会で審議が始まります。日本共産党は戦争法案は憲法違反だと徹底追及します。力を合わせて廃案にしましょう」と訴えました。
リレート―クで病院勤務の女性(24)は「医学生から『自衛隊が海外に派兵されると隊員の負傷に備え医師も同行する。医師になると自分らも関係してくる』と不安の声があがっている。戦争法案を許してはならない」。豊山町の男性(28)は「愛知県は町内にある県営名古屋空港にゼロ戦などの展示施設建設を計画している。戦争を賛美する展示施設はいらない」と次々と思いを語りました。
集会後、「戦争する国ストップ」「憲法守れ」と書いたボードや横断幕をもった60人の青年がドラムやかねを打ち鳴らしながら沿道の商店や買い物客らにアピールしました。
新聞の案内で知って参加した東海市の男性(29)は「戦争法案反対の意思を示したいと思って参加した。安倍首相は戦争体験者を含め『戦争反対』の国民の声を聞くべきだ」と話しました。
日本共産党から、西山あさみ、高橋ゆうすけ、青木ともこの名古屋市議、原田祐治春日井市議、山本亮介豊山町議が参加しました。
(5月27日)