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愛知・高浜市議選 「庁舎建て替え白紙に」 党訴えに共感

 
 一人はみ出しの愛知県高浜市議選(定数16)で、日本共産党は、現職の内藤とし子(67)、わしみ宗重(51)両候補が現有議席確保に全力をあげています。

 市役所本庁舎の耐震建て替え(2017年完成予定)に絡み、共産党を除く「オール与党」は3月議会で、工事発注先の民間リース会社に20年間で計約33億円もの「家賃」を支払う市長案を強行可決。「市民そっちのけで性急すぎる」「リース会社が倒産したらどうなるのか」など市民から批判が高まっています。党は、「計画は白紙撤回し、住民参加で再検討すべきだ」と提言し、共感を呼んでいます。

 両候補は、小中学校全学年での35人以下学級実施、高校以下医療費無料化、高すぎる介護保険料・国民健康保険税の引き下げなどを主張。「安倍政権の暴走から市民生活を守る党の議席がどうしても必要です」と訴え支持を広げています。

(4月24日)