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沖縄の声無視に怒り 青年ら支援へつどい

 
 「安倍政権は沖縄県民の声を踏みにじるな」「沖縄に連帯して、みんなで支援しよう」―。名古屋市熱田区で13日、愛知若者平和ネットワークや安保破棄県実行委員会などでつくる実行委員会が開いた「やんばるトークらいぶ」に青年ら100人が参加しました。
 2月に名護市で米軍新基地反対の座り込み行動に参加した県平和委員会の谷本麗之さん、日本福祉大学2年生の男子学生が「辺野古報告」を行い、やんばる統一連の吉田務代表が「『オール沖縄』の前進とたたかいの展望」と題して講演しました。
 谷本さんと男子学生は撮影したスライドを使い、「現地の人たちと交流し、長期間の座り込みをしているお年寄りの姿に感激した。県民の声を無視する安倍政権への怒りが沸き起こった」「沖縄と全国が心を合わせて運動を広げたい」と語りました。
 吉田さんは、多発する軍用機事故や犯罪などを詳細に報告し「沖縄県民のたたかいと全国のたたかいを前進させ、安倍政権を追い詰め、包囲し新基地建設を止めよう」と呼びかけました。
 病院で働く女性(26)は「愛知からの支援として建設工事中止と普天間基地の無条件撤去を求める署名を職場や地域で取り組みたい」。介護施設に勤める男性(31)は「安保破棄実行委員会が呼びかけている5月の支援行動に参加し、沖縄県民を激励したい」と感想を述べました。
 会場で寄せられ支援募金を吉田氏に手渡しました。
(3月19日)